2024年2月1日 NGF
2023年の全米のゴルフラウンド数は、昨年のペースをわずかに上回り、過去最高を記録した2021年の記録的な水準も維持した。少なくとも23年の最終月まではこのペースが続いている。
ちなみに、12月は米国史上で最も暖かく、2023年のプレーレベルは、2年前の記録をわずかだがコンマ3パーセント上回り、未知の領域を経験したことになった。昨年に米国のコースでの総プレー数は5億3,100万ラウンドを超えた。
COVIDのパンデミック(世界的大流行)に端を発したゴルフ需要の急増以外にも、持続力を示し続けている主な要因がいくつかある:
・コースでのプレーは2001年以来最大の前年比純増を記録した(2022年比100万人増)。
・平日ラウンドの増加:仕事の柔軟性が向上し、働く時間や場所をコントロールできる人が増えた。
・2023年は過去4番目に暖かい年であったため、概してゴルフ天候に恵まれた。
ゴルフのような屋外スポーツでは、降水量と季節性がプレー可能な日数に大きく影響する。
パンデミック時代は、記録上最も雨の多かった2018年と2019年の2年よりも、参加者が増え、ゴルフは天候にはるかに恵まれたという、やや「パーフェクト・ストーム」に見舞われたことも大きな要因といえる。過去4年間で3回、年間プレーレベルが3%以上増加した。
過去4年間、それぞれ5億ラウンド以上がプレーされたが、これは史上2度目である。
2023年には、32の州で州全体の降水量が平年並みか平年を下回り、35の州でNOAAの国立環境情報センターによる129年間の追跡調査で最も暖かい年のトップ10に入っている。後者のうち、30州は人口が密集し、ゴルフが盛んな東半分の州であり、北東部と中西部のフロストベルト(降霜帯)の州ではゴルフシーズンが長くなった。
Reprinted with permission of NGF