米国ゴルフ財団(NGF)は近年、オフコースゴルフ(ゴルフコース以外)の成長余地とその重要性について積極的に発信してきました。

米国内にある約1万6000のゴルフコースを毎年検証するだけでなく、NGFのデータベースチームは、コース以外のゴルフ施設を丹念に追跡しています。特にシミュレーター型のゴルフエンタメ施設は急速に増加しており、新しい施設が週ごとに登場するほどの勢いです。

Topgolfのような大型施設の新規開発ペースは鈍化していますが、ゴルフシミュレーター施設の増加は著しいものがあります。NGFの集計は完全ではなく、日々新たな施設が発見・追加されていますが、現在では少なくとも1,500のシミュレーター事業者が全米に存在しています。
これには、Topgolf Swing Suites、Five Iron Golf、GolfCave、Dryvebox、Golfzon、The Back Nine、Golf Lounge 18、X-Golfなどのブランド施設から、ニュージャージー州シーダーノールズにあるAll Seasons Golf & Social Clubのような地域密着型の単独施設まで含まれます。

この種の施設数は2022年からほぼ3倍までに増加しており、新規事業者の増加と新たに見つけた既存施設の両方を反映したものです。なお、この数字にはゴルフ場内のシミュレーターや販売店、クラブフィッターにある施設は含まれていません。

米国におけるゴルフシミュレーターの広がりは、人口が米国の約6分の1である韓国の約9,700施設と比べると、まだ供給量としては遠く及びません。

米国のシミュレーター事業者の平均設立年数は約3年で、平均的な施設は3〜4打席です。半数以上が飲食サービスを提供し、約半数がアルコールを提供。4分の3以上が会員制度を導入しています。

施設数の増加に伴い、シミュレーター利用者数も増加しています。これは若年層だけの動きを反映したものではありません。確かに、50歳未満の利用者が過去4年間で300万人以上増加し、ボリュームとしては最大の成長を示していますが、50歳以上の利用者数も同期間で184%増加しており、利用人口は小さいながらも顕著な伸びを見せています。

それでも残る問い

  • 市場はどれほど飽和しているのか?
  • 成長の“天井”はどこにあるのか?
  • エンタメ型・飲食重視型・ゴルフ特化型・会員制型など、さまざまなビジネスモデルがある中で、このモデルはどれほど持続可能なのか?

NGFのチームは今後もこのカテゴリーの施設数を追跡し続け、消費者と運営者の意識や行動を深掘りし、業界で最も成長著しい分野の洞察を共有していく予定です。

Reprinted with permission of NGF