英国はグリーンキーパーの団体(BIGGA)とマネージャー協会(支配人協会、GCMA)が中心となってCGCSという団体を組織しています。この組織は、グリーンキーパーの教育と資格制度を運営していますが、ゴルフ場従業員の給与についても勧告できる民間の調停機関としての機能を持っています。今年は、従業員の給与引き上げ勧告を行いました。
このCGCSの活動内容を含めて記事にしました。英国と日本では社会制度にも違いがありますから英国のやり方がそのまま日本に導入することは難しそうですが参考にはなると思います。要は何を目的とするかではないでしょうか。人を評価するのではなくて必要な人材の育成であり、給与を含めた制度とその運用だと思います。